遺品整理業者に依頼する5つのメリットとデメリット!注意点を紹介 | 遺品整理のしおり

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遺品整理業者に依頼する5つのメリットとデメリット!注意点を紹介

一人暮らしのご家族が急に亡くなり、さらに賃貸住まいの場合だと、退去日までに遺品整理をしないといけない状況に迫られて大変ですよね。

特に、物量が多かったり、掃除されていないゴミ屋敷状態だったりすると、いくら大切な故人だったとしても、なかなか気が進まないのではないでしょうか…

なので、そんな時こそ、遺品整理業者の存在が光ってくるのです。

今回は、遺品整理業者に依頼するとどんなメリットデメリットがあるのかを紹介していきます。

遺品整理業者に依頼する5つのメリット

まずは、遺品整理業者に依頼することで、大まかにどんなメリットがあるのか聞いてみましょう。

タンゴくん
遺品整理を業者に依頼すると、どんなメリットがあるの?
ジルバちゃん
業者なら、故人の愛用品から不用品までキッチリ仕分けしてくれるよ。あと、供養の手配や不用品買取サービスもしてくれるから、急ぎの場合はすごく助かるの!
タンゴくん
たしかに、家族や親類が亡くなって間もない状況で、遺品整理をしなきゃいけないのは大変だよね。
ジルバちゃん
そうなの…でも、プロの業者なら段取りもスムーズだし、気持ちに寄り添ってくれる人が傍にいるだけで心が落ち着いてくるよ。
タンゴくん
遺品整理を通して、気持ちの整理もできそうだね。

遺族にとっては、遺品整理が故人を見送るための最後の仕事。なので、後日「やっぱり、あれを残しておけば良かった…」と、後悔したくないですよね。そういった不安なことも、業者の方に相談して進めていけば、きっと満足できる結果になるはずです。

主に、遺品整理業者に依頼した場合、大きく5つのメリットがあります。

①短時間でスムーズに済ませられる

「孤独死」などで異臭などの苦情が出ている場合は、すぐにでも対応してもらいてたいですよね。さすがに「明日やってほしい!」と言われると業者側のスケジュール的に難しくなりますが、状況を説明して可能な限り依頼日を合わせてもらうことができるでしょう。

また、特殊清掃が必要でない、通常の遺品整理の場合でも、ご自身の状況に合わせて適切な段取りを組んでくれます。

遺族だけでは、何から手を付けたらいいのか分からず困ってしまいますよね。そんな時こそ、何百件・何千件の現場経験のあるプロの業者に「こうしてほしい」という要望を言えば、丁寧かつスムーズに進めてくれるので安心です。

②遠くに住んでいても大丈夫

故人が遠く離れて暮らしていた場合、行ったり来たりの移動を繰り返すのは大変ですよね。移動時間や交通費を捻出するだけでも、ストレスは多大なものになるはず。

そんな状況でも業者に相談すれば、当日は立会い不要でも大丈夫です。もし、不明点などがあっても電話で確認できますし、事前確認できなかった遺品が出てきても写真を送ってもらえる為、双方でトラブル防止もしっかり行うことができます。

③スマホやパソコンのパスワード解析をしてくれる

現在はLINEなどのSNSの普及もあり、高齢者でも手軽にスマホ操作ができる時代になりましたね。なので、遺品からパソコンやスマホが出てきても不思議ではありません。

それに、遺言メッセージや思い出の写真をデータで残している可能性もあるので、念のため中身をチェックしておきましょう。

とはいえ、もしパスワード設定されてロック解除ができなかったら困りますよね。その場合も、デジタル遺品専門に取り扱っている遺品整理業者なら、パスワードを解析するチームがあります。

下手にいじると自動的に初期化されてしまうリスクもあり、そうなってからでは遅いので、もしパスワードが分からなければ早めに相談することをおすすめします。

④依頼者が女性でも安心

耳慣れない方は、遺品整理業者と聞くと、屈強な男性が冷蔵庫などの大きな物をせっせと運びだす「不用品回収業者」のイメージと重なってしまうかと思います。

ただ、それ以上に遺品の仕分けをしながら、遺族の気持ちに寄り添って話をしたり、少しでも安心してもらえるようにとの気遣いが求めれます。なので、そのような配慮が自然にできる、女性が在籍している業者も最近は多く見受けられます。

故人が女性の場合は、遺品にも女性特有のデリケートな物がある為、担当者の中に女性スタッフがいるだけで安心しますね。また、依頼者が女性の場合も、同性であった方が色々と話しやすいこともあります。

問い合わせの段階で、女性スタッフを担当にしてもらうよう希望を出しておきましょう。

⑤不用品買取や供養をしてくれる

整理された遺品を、廃棄処分または遺族が引き取る以外にも、買取供養という選択肢もあります。

不用品買取の場合

不用品にも使用可能なものは買取査定してもらうことができます。特に、使用感の少ないキレイな電化製品などは、捨ててしまうのは勿体無いですし、粗大ゴミに出すと費用が加算されることもあります。

また、見た目は古くても希少価値がありそうな掘り出し物も、しっかり鑑定してもらいましょう。もし、買取してもらうことができれば、その分の費用を浮かすことができますので、依頼者側も何を買取対象にできるか、事前チェックしておきましょう。

供養をしてもらう場合

遺品の中には、故人が大切にしていた愛用品思い出が詰まった物も出てくることがあります。それらを、他の雑多なものと一緒に処分するのは少し抵抗がありますよね。

やはり、故人に喜んでもらえるような処理方法をしてもらうのが一番。なので、そのような要望があれば、業者が神社やお寺に供養する遺品を搬送し、供養の手配もしてもらえます。

読経をあげてもらうことや、天に返すお焚き上げをしてもらう方法もあります。故人に宗旨・宗派があれば、それに沿ったやり方もありますので、事前に相談しておけば大丈夫です。

遺品整理業者に依頼する5つのデメリット

5つのメリットを紹介しましたが、その反面デメリットも生じることも知っておきましょう。少なからず起こるデメリットもあれば、なかには不誠実な業者によってトラブルに巻き込まれることもあります。

なので、後悔しないためにも、遺品整理業者に依頼する際の5つのデメリットを紹介していきます。

①引っ越し以上の費用が発生する場合も

遺品整理と言ってもボランティアではないので、人件費や交通費、サービス料などが発生します。間取りや物量の多さによっては数万円で済むこともありますが、大きな戸建て全部屋を依頼する場合は数十万〜数百万円もの費用が提示される場合もあります。

もし、遺族のみでする場合は、せいぜいゴミ袋や粗大ゴミの費用分で済みますので、何を優先するかによって業者の価値は変わってきます。

タイム・イズ・マネーという考えや、気持ちが入らないで先延ばしになってしまう場合は、業者に依頼することで気分がスッキリすることもあります。まずは無料見積もりや電話で相談してみてから判断するのが良いでしょう。

②担当者の対応が不誠実

どの業者も「ご要望に沿って・丁寧に・心を込めて」というフレーズが目に止まりますが、その会社理念が担当スタッフにまで浸透しているとは100%言い切れないのが現状。

特に、電話口の対応は良くても、現場訪問時には誠実とは言えない対応をされることもあります。それは、電話応対した担当と実際現場に入る担当が異なる場合、よく起こることでもあります。

現場訪問見積もりはキャンセル料が発生するケースがありますので、事前にいくら掛かるか確認すること。それと、現場担当者とも電話で話して、その対応次第で判断しても良いでしょう。

③損壊・紛失のリスク

遺品整理のプロと言っても、人間が作業していることなので、状況によっては万が一ということもあります。それが、遺品の損壊や紛失です。

もともと、ある程度片付いている部屋なら大丈夫なのですが、足の踏み場もない部屋の場合は、そう言った不本意な結果を招く可能性もあります。

さらに、ひどい業者の場合は、サイズの小さい高価な時計やアクセサリー、現金を懐に入れて持ち帰ってしまう信じられないトラブルがあります。

どんなに素晴らしい対応でも、依頼した際には、なるべく当日は現場に立ち会うことをおすすめします。

④不用品の買取価格が安すぎる

遺品整理業者は不用品の買取も行っているところが大半ですが、その鑑定方法が曖昧な場合があるので要注意です。もし、その場で買取金額をざっくり言って決断を求められても、納得がいかない場合は一度検討する旨を伝えてください。

その見積もりをもとに、別の鑑定業者に依頼したり、オークションサイトで相場を調べることで、正当な買取価格かどうかを判断できます。なので、業者の流れに任せずに、一度冷静になって検討してみることも大事です。

⑤見積もりと請求金額が大幅に異なる

現場調査で正式な見積もりを出してもらいますが、いざ作業が完了して提示された請求書を見ると、目が点になるようなに跳ね上がっていることもあり得ます。

ただ、不当な請求金額ということでクレームを入れても、見積もり以外の作業には、別途追加料金が発生すると書いてあったり、事前に了承を取ったという話で押し通される可能性もあります。

ただでさえ、気持ちが前に向かない状況で、追い打ちをかけるような請求は絶対に見たくないですよね。

なので、見積もり記載事項を熟読することや、どんな場合にいくらの追加料金が発生するかを、事前に書面でもらっておくことが大事です。

実際どの業者に依頼すれば良いか?

遺品整理業者の数が全国的に増え、優良企業だけでも全国で705社という数を表し、全国に支店を構えている業者の店舗数を含めると9000店以上に上ります。

地域で絞ったとしても、10社以上は残るので、どこに依頼すれば良いのか正直迷いますよね。

もし、業者が確定していないようでしたら、各地域別で3社に厳選して紹介していますので、料金やサービスの特徴を比較してみると相場や基準が定まるはずです。

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